桃の危機
桃の木は四本植えている。資材ハウスの西側の土地の北に「オオクボ」南に「アカツキ」、南西側の土地の東側に「白川白鳳」、西側に「白鳳」である。
この桃達の葉が変に白く変色していることに先日気がついた。AIに写真を見せて状況を相談したところ、「ハダニ」と言われた。近くのホームセンターに行ったが、ハダニの薬が置いてない。AIからは「粘着くん」がおすすめだと言われたが、二軒ほど回ってもなかった。最初は聞き取ってももらえず、「ヌンチャクですか」などと問い返された。そんなもの、空手家か、50年も前にブルースリーの映画を見た人ぐらいしか知らないぞ。当然今時の若者は知らないだろう。
ネットで買おうかとも迷ったが、なんか容量の多すぎるものばかりが売っていて結局他の殺虫剤にした。ところが「水をかけたら飛び回る」という習性をAIに追加で認知させたらハダニではないという。どうも「コナジラミ」ではないかと判断された。
そこでコナジラミの薬を調べたところ、「モスピラン水溶剤」と「虫取り粘着シート(黄色)」が効果があるようだ。これも近くのホームセンターには見当たらずに結局ネットで購入することにした。注文した後に念のために写真をAIに確認させた。

ここでAIあるあるだが、AIはまたハダニの前提での話に戻ってしまい、聞きたいことが聞き出せない。プロンプトと条件を打ち込んで聞かないと無理なのかとも思ったが、なんとか強引に話をコナジラミに持って行って葉の上に確認できる小さな虫を確認させた。

「もしかしたらヨコバイの仲間かもしれません」という判断。もう薬と防虫シートを注文してしまっていた私は、少し慌ててしまったが、コナジラミもヨコバイも「モスピラン水溶剤」と「虫取り粘着シート(黄色)」をそのまま使えるらしくてほっとした。

注文して二日後に届いたので、早速使ってみようと思う。
果樹の場合にはいろいろな病気対策追われることが多い。梨の場合は黒星病、桃は今回のコナジラミ。まだ幼木であるのも原因かもしれないが手がかかる。しかも、数年は収穫ができないのだから、気の短い人には苦痛だろう。実は私も瞬間湯沸かし器的な気の短さを持っていた。しかし、和田秀樹先生の著書に「短気な人は幼稚に見える」という一文を見いだし非常に共感するところがあった。その後は気をつけているのである。「ここで怒っても相手は許してくれる」という甘えが拡大していくと、怒りを表すことに歯止めがきかなくなる。田原総一朗などはその代表的な例だろう。失礼というのも愚かなほど相手を見下した発言ばかりする。
話の腰が中国雑技団のお姉さんの腰ほど折れてしまったが、黄色シートでは老害コメンテーターは駆除できないが、コナジラミやヨコバイなら駆除できる。モスビランも有効だ。
畑で早速試そうと意気揚々と出かけたが、昨日まで水をかけると大騒ぎして飛び回っていた虫どもがほとんど見当たらない。結局モスビランは使わずに黄色いシートだけ木につるして様子を見ることにした。


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